card ハガキ作成ソフトで名刺作成 hagakisoft
名刺作成の専用ソフトが無くても、ハガキ・年賀状のコーナーで紹介しているような、ハガキ作成ソフトには、ほとんどのソフトに名刺作成の機能があります。
既にハガキ作成ソフトがあるなら、それを活用して名刺をつくりましょう。名刺用のテンプレートが用意されていることが多いので、手間もかかりません。
ELECOM なっとく名刺(厚口クリアカットホワイト) A4(210X297MM)10面付け25枚入り MT-HMK2WNZ
名刺用紙には、今回はエレコムの「なっとく名刺シリーズ」を例にしていますが、91×55mmの10面タイプは各社の名刺用紙で主流であり、エーワンやコクヨなども全く同サイズの用紙があります。
上記の用紙は名刺のフチがギザギザにならないクリアカットタイプで、写真や絵も入れられる塗工(マット)タイプです(上質紙タイプはインクジェットプリンタでは文字やイラストの印字が不鮮明なので)。
ハガキ作成ソフトの名刺作成の機能を使う
名刺作成機能を選択
ハガキ作成ソフトは、年賀状を作成できるだけでなく、名刺やシールプリント、ラベルシールなどにも対応しています。
ここではもちろん名刺作成を選択します。
テンプレートの選択
名刺用のテンプレートがあらかじめ用意されているでしょう。ハガキ作成がメイン機能ですので、年賀状テンプレートほどは多くないかもしれませんが、ソフトによって数十種類から100種類以上はデザインがあると思います。
今回はビジネスに使えるような無難なデザインを選択します。
用紙の設定
あらかじめ用紙のメーカーと種類から選べるようになっていますが、大事なのが用紙のサイズと名刺のサイズ、そして余白です。
用紙の設定が使用する用紙と同じなら、メーカーなどは何でもかまいません。
以下のポイントをチェックしましょう。
- 用紙サイズ A4(210.0mm×297.0mm)
- 名刺サイズ 91.0mm×55.0mmが10面
- 左右の余白 14.0mm
- 上下の余白 11.0mm
となっているかです。この設定は現在の10面名刺用紙では最も多い用紙の設定であり、エーワンやエレコム、コクヨなどのほとんどの名刺用紙が同じ設定です。
デザインしてプリント
名刺をデザイン
名刺に必要な情報を書き込んだり、選択したテンプレートのデザインに手を加えて、名刺デザインを完成させましょう。
名刺デザインの画面に直接文字を打ち込むタイプの他にも、住所や氏名などの情報を別途入力しておくと、テンプレートを変更に対応できるタイプもあります。
プリント
名刺デザインが完成できたら、後はプリントするだけです。画面上では1枚のデザインですが、プリントするときには、きちんと10面用紙に適用されるようになっています。
プリントで注意する点はプリンタのプロパティで、用紙の種類にスーパーファイン紙を選択し、用紙設定で印刷可能領域を最大に設定することです。この10枚レイアウトの名刺用紙は、印刷可能領域が標準では、一番下の2枚が途中までしかプリントされずに切れてしまいます。
最大を選択すると、「〜乱れあるいは汚れが発生する場合が〜」のような警告文が出ますが、無視してOKを押します。普通は乱れが無くプリントされるので心配ありません。プリント前にヘッドクリーニングをしておくと確実です。(用語はいずれもエプソンプリンタ使用時のものです)
ハガキ・年賀状作成ソフトの名刺作成機能では、名刺専用ソフトに比べるとすぐにそのまま使えるようなテンプレートのデザインがちょっと少なめ。
でも、イラストや飾りを加えたりなどの適宜アレンジする機能はあるので、有効に使ってオリジナル名刺をつくろう。
また、名刺用紙にプリントする前に、一度A4の普通紙に試しプリントして確認すると安心だね。