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PDF

PDF作成

PDFとその作成ソフトについてご紹介しています。

PDFって何?

PDFはPortable Document Format の略で、Adobeアドビシステムズが開発したファイル形式です。マニュアルや企業の社内文書、役所関連の申請書などで非常の多く使われていて、電子文書ファイルの事実上の世界標準的な存在です。

Adobe ReaderというPDF閲覧ソフトが入っているパソコンで見ることができ(ほとんどのパソコンには、初めから入っています)、入っていない場合でも無料でダウンロードできます。

PDFは主にこんな特徴を持っています。

このような特徴から、電子ファイルの受け渡しには、PDFが多く使用されているのです。

PDFを作成するには

便利なPDFですが、ワードやエクセルの2003以前のバージョンにはPDF出力できる機能がありません(最新バージョンのoffice2007にはPDF出力機能が搭載されています)。そこでワード文書などをPDFに変換したい場合には、PDF作成ソフトが必要になります。
本家アドビ社のソフトの他にも、各ソフトメーカーが手軽にPDFを作成できるソフトを販売していますが、ここでは無料で使えるPDF作成ソフトのPrimoPDFを使ってPDFを作成する方法をみていきましょう。

プリモピーディーエフ

PrimoPDF

動作OS [ Windows Vista/XP/2000/ME/98 ]

無料のPDF作成ソフトです。PDF作成機能が無いソフト(2007バージョンになる以前のワードやエクセルや、お絵かきソフト、楽譜作成ソフトなど)でも、ソフトに印刷機能があればPDFを作成することができる便利なソフトです。

ダウンロードページはこちら⇒PrimoPDF日本語版ダウンロードページ(エクセルソフト)へ

画面に、ダウンロードはこちらという画像があります。そこからさらにダウンロードボタンがあるので選択して、デスクトップなどに保存しましょう。
あとはダウンロードしたソフトを通常の解凍してインストールすればOKです。

PDFを作成してみよう

PrimoPDFをインストールしたら、実際にPDFを作成してみましょう。
以下はWindowsに標準でついているペイントから、PDFを作成する手順です。印刷機能のあるソフトなら同じように簡単にPDFを作成できます。

印刷機能を使う

ペイントを使って文書をつくりました

これはペイント作成した文書です。これをPrimoPDFを使ってPDFにしてみます。


印刷機能を使う

PrimoPDFは仮想プリンタとして機能しますので、PDFを作成するには印刷機能を使います。
ファイル→印刷を選択。


プリンタの中からPrimoPDFを選択

お使いのコンピュータによってはいくつかのプリンタが表示されると思いますが、その中からPrimoPDFを選びOKを選択。


保存先の選択

参照から保存先を選択して、ファイル名を指定

PrimoPDFの画面が表示されたら(前面に表示されない場合は、タスクバーにはあると思うので選択して前面に表示させましょう)、参照を選択して作成するPDFの保存先を指定します。


保存先とファイル名を指定

今回はデスクトップに保存しますが、好きな場所を指定しましょう。PDF作成の専用フォルダをあらかじめマイドキュメトなどに作成しておくのもいいでしょう。
ファイル名も指定します。今回はPDF001をします。


指定を終えたらOK

保存先とファイル名を指定したら、さきほどの画面に戻るのでここでOKを選択します。あとは少し待るとPDFが作成されます。


PDFの完成

PDFが完成しました

これでPDFが作成されました。アドビリーダーで開くとこのようになっています。

最近のワープロソフトや表計算ソフト(マイクロソフトの最新のワードやエクセル、オープンオフィスなど)には最初からPDF作成機能がついていますが、少し前のオフィス系ソフトやペイント系ソフト、楽譜作成ソフトなどにはPDF作成機能がありません。
そんな時もこの無料で使えるPDF作成ソフトのPrimoPDFのようなソフトがあれば、印刷機能を使って簡単にPDFを作成できるので大変便利です。手順を一度覚えれば簡単ですからぜひ試してみてください。また、もっと高度な設定や出来上がったPDFファイルの編集を行いたい方は、有料のPDF作成ソフトも安価なものから充実していますので試してみるといいでしょう。


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