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PC データのバックアップ

パソコン内のハードディスクに収められているデータは、普段パソコンが通常に作動している場合には安全ですが、パソコンが故障してしまった時、特にそれがハードディスクの不具合である場合には消失してしまう可能性もあります。

そこで普段からパソコンのハードディスク内とは別の外部の場所に、パソコン内のデータをバックアップする習慣をつけると、パソコンに万が一のトラブルが発生した時にも安心です。

何に保存?

パソコン内の文書や画像などの大量のデータを、何にバックアップするといいの?

パソコンとは外部の別の場所にデータをバックアップと言っても、何に(どんなメディアに)データを保存すると安全性が高く使いやすいのでしょうか。
以前は以下のような保存メディアが主流でした。

フロッピー

かなり昔だとフロッピーがありました。便利ではありましたが、フロッピー自体が衝撃に弱く長期の保存には適さず、現在のデジカメデータなどは容量が大きいので保存できないので、使用されなくなりました。

CD-R

CD-Rなどの円盤系のメディアは現在でも使用されています。
600MB以上の容量があるCD-Rは、デジカメなどの写真データの保存もできますし1枚の値段もそれほど高くないのでデータを受け渡しにも便利です。
しかし現在の高画質のデジカメ画像にとっては少ない容量です。

DVD-R

CD-Rよりも遥かに容量が大きいメディアとして、DVD-Rもあります。
約4GBの容量があるのでパソコン内のデータ量がそれほど多くない方は、マイドキュメントやマイピクチャをまるごと保存することも可能だと思います。
しかし、デジタルビデオで撮影した映像データを扱う方にとっては、4GBの容量ではDVD-Rが何枚も必要になるので、きちんと整理していてもどのディスクに何の映像を入れたのか探しにくいこともありそうです。

大容量の外付けハードとUSBメモリの併用!

このように、フロッピーは現在では容量の少なさと衝撃耐性の低さで使われてない状況ですし、CD-RとDVD-Rも悪くはないのですが書き込みに時間や手間がかかることと、使用状況によってはやはり容量の問題がありそうです。

そこでお勧めのデータバックアップ方法としては、外付けハードディスクUSBフラッシュメモリを使う方法です。

フロッピーやCD-R DVD-Rを使うよりも、外付けハードディスクドライブとUSBフラッシュメモリの活用で、快適バックアップ環境を

外付けハードディスク

パソコンとUSBの口などで接続できる外付けのハードディスクです。
120GBくらいから売られていて、300GBや500GB以上の製品もあります。これならデジカメ写真の画像データやデジタルビデオの映像データもたくさん保存できて便利です。
近年は値段もかなり下がってきていますで、大容量の外付けハードディスクドライブを1台用意して、パソコン内のデータをまるごとバックアップすることにも適しています。持ち運びに便利なポータブルタイプ(小型の外付けハードディスクドライブ)もあります。

また、最近売られている外付けハードディスクドライブには、パソコンのデータのバックアップに便利なソフトも同梱されている製品もあります。

USBフラッシュメモリ

フロッピーのように気軽に使えてたくさんの容量のデータを保存できるメディアとして、USBメモリがあります。
文字通りパソコンのUSBの口に挿して使うものですが、小型で携帯にも便利ですし容量も64MBから最近では16GB以上のもの売られています。
近年は値段もかなり下がってきていますで、1GB以上のUSBフラッシュメモリを用意して、日常更新するようなデータや持ち運ぶような画像データの保存に利用しましょう。


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