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PC Vistaへ移行するための準備

2007年にWindowsのOSに新しく Vista(ビスタ)が登場して半年以上が経過した今、これまでの主流OSのXPからの移行を考えている方も多いと思います。
しかし、OSを乗り換えるということは、予想以上に様々な下調べや作業が必要になるので、いきなりパソコンを買い換えたり、OSをこれまでのパソコンにインストールするのではなく、しっかり準備をしてみましょう。

パソコン本体を買うのか、OSのみを購入か

新しく発売されたのは「VistaというOSの基本ソフト」ですから、パソコン本体を買い換えなくてもソフトのみを購入する方法もありますし、Vistaが入っているパソコンを買う方法もあります。

では、どちらが良いのでしょうか?
これは個々のパソコンの状況のよってかなり異なりますが、こちらのページの購入の注意点でも触れているように、Vistaではかなりのパソコンの性能が要求されます。つまり、現時点でXPを余裕でサクサクと動かしているくらいの性能は必要です。
つまり現在使用のXPパソコンが・・・

ということになると思います。
Vista導入ために、高性能で余裕のあるパソコンの性能は、家庭用に普及すると思われるエディションのHome Premiumを使用することを考えると具体的には、

  • 高性能でパワーのあるプロセッサ(CPU、コンピュータの頭脳)
  • 1GB以上のメモリ
  • 128MB以上のグラフィックカード

こんなところが目安となるでしょう。
現在使用のXPパソコンにVistaを導入する場合は、お使いのパソコンを確認してみることが大事ですが、これくらいの性能を満たしているXPパソコンは、メーカーの店頭市販されていた機種では、それほど多くはないかもしれません(もちろん、これらの部品を取り替えることはできます)。
つまり、使用しているXPパソコンが快適に動く状態でない限りは、Vista用に最適なコンディションに製造されたパソコン本体に買い換えた方が得策のように思われます。

ソフトの対応状況を調べる

XPからVistaへ移行すると決めた場合に、少々面倒なのがソフトの対応状況の確認と対処です。XPで使用できるソフトがVista使用できることも多いとされていますが、全ての機能が問題なく動作するとは限りません。
ソフトの対応状況は、大きく以下のように分類できるでしょう。

  • そのまま問題なく使える
    最近1年以内くらいに登場したXP用ソフトの中には、Vistaでも問題なく動作するものもあります。また、ソフトメーカーから提供されるアップデートで最適化されるソフトもあります。
  • 少々問題はあるが使える
    XPパソコンと全く同様とはいかなくても、主要機能は問題なく動作するソフトもあります。また、アップデートで最適化や安定化されるソフトもあります。
  • 全く使えない
    XPでは使えていても、Vistaでは全く使用不可能はソフトもあります。メーカー製なら新バージョンに買い替えするか、同じような用途の別ソフトに買い換えることになるでしょう。フリーソフトも対応状況は千差万別ですので、よく調べる必要があります。

注意していただきたいことは、フリーソフトなどで「Vistaに対応」されていると表示されていても、うまく動作しない場合もあるということです。Vistaが発表されてから日は浅いので、動作確認はいろいろな状況下では検証されていないことも考えられます。

周辺機器の対応状況を調べる

ソフトの他にも、パソコンに接続する周辺機器の対応状況を把握する必要があります。
マウスやキーボード、USB接続のカードリーダーやメモリスティックなどは、ほとんどの場合にそのまま接続するだけで使用できると思いますが、機器の中にはドライバを最近にする必要があります。
例えば以下のような製品です。

  • プリンタや複合機・スキャナ等
    Vista用の最新ドライバが必要な場合と、接続すればVistaが認識してそのまま使用できる場合があります。お使いのプリンタメーカーのサイトで、機種名から対応状況を確認して、必要ならばVista対応の最新ドライバをダウンロードしましょう。
  • 無線LAN機器
    Vista用の最新ドライバが必要な場合が多いようです。お使いのメーカーのサイトで確認して、最新のVista対応ドライバをダウンロードしておきましょう。
  • ペンタブレット
    これも、最新のドライバが必要になる機種がありますので、メーカーサイトからVista対応状況を確認しましょう。

この他にも、お使いのパソコン環境によって接続する周辺機器がいろいろとあると思います。問題なく快適に動作するためにも、お使いの機器のメーカーサイトで事前に確認することが重要です。

データ移行準備をする

Vista搭載パソコン本体を購入するならば、現在のXPパソコンからデータを移行する準備をする必要があります。

  • 文書や画像
    マイドキュメントなどの文書や、マイピクチャ内の写真や画像などの全データを移行しましょう。特に写真や動画などの画像系データはかなりの容量がある場合もあるので、事前に確認しましょう。
  • ブラウザやメール
    ブラウザ(IEやFirefoxなど)のブックマーク(お気に入り)などや、メールやアドレス帳などのデータも移行できます。お使いのソフトのヘルプを参照すると、ほとんどの場合バックアップ方法やエクスポート(出力)やインポート(入力)方法が記載されているので、よく確認しましょう。

移行方法はいろいろありますが、一般的には何かにデータをコピーする方法が安全で確実です。

  • データ容量が少ない時
    それほど容量が多くなく、おおよそ4.5GB以下ならばDVD-Rを使って1枚に収まるので非常に楽です。ほとんどがワードやエクセルなどの文書のみの方は、マイドキュメントをまるごとコピーするといいでしょう。
  • データ容量が多い時
    DVD-R数枚以上になってしまう場合は時間と手間がかかるので、USB2.0対応の大容量外付けハードディスクを使用するか、ケーブルでパソコン同士をつないでデータ移行する方法もあります。

まとめとその他の注意点

だいたい以上のような基本的なことを踏まえておけば、XPからVistaへの以降がスムーズに行えるでしょう。
最も状況判断に迷うのは、ソフトの対応状況だと思います。現在XPで使用しているソフトがVistaに対応していなくて、代わりのソフトも見当たらない場合などは、もう少し様子をみる必要がありそうです。

他にもフォントの問題もあります。XPとVistaでは使えるフォントが異なるので、これも確認が必要です。特にXP標準搭載とマイクロソフトオフィス以外のフォントを、他から購入したりフリーフォントを入れている場合には、それらがVistaでも問題なく使用できるのか、購入先やフォント作者のサイトなどで確認することをお勧めします。


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