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Anti Spy

Anti Spy スパイウェア対策

近年被害が大きく報道されるようになったスパイウェアですが、そもそもスパイウェアの定義はあるのでしょうか?

種類はいろいろ

アドウェアマルウェアスパイウェアトロイの木馬ワームなどいろいろな呼び方や種類があり、対策ソフトの会社によっても分別は異なるようです。

細かく分けていくとさらに多くの種類に分類できますが、これは厳密に区別されているわけではなく、広い意味でもスパイウェアと呼ばれることもあります。
このあたりはあまり気にせずに、対策をすることを考えましょう。

スパイウェアとは

でも、スパイウェアというと、「企業などは情報を持っているから気をつけたほうがいいけど、家庭のパソコンは関係ないでしょう?」と思っている方もいるでしょう。

しかし、そうではありません。確かに、銀行にスパイウェアを送りつけて顧客の口座情報などを盗むなどのスパイウェアもありますが、一般的なスパイウェアはそういった盗みをするのではなく、インターネットのどういったホームページを見ているのかという履歴を監視してこっそり送信するなど、情報収集をするスパイウェアが多いでしょう。意図しないホームページに勝手にジャンプさせたり、検索エンジンの結果をスパイウェアを送り込んでいる企業に有利にするものもあります。

また、皆さんのご家庭や職場のパソコンにも、友人や取引先のメールアドレスや住所や電話番号といった個人情報が入っている方もいると思います。スパイウェアによってそういった情報がすぐに持っていかれるわけではありませんが、用心はした方がいいでしょう。

ウイルス対策ソフトも対応しているけど

「ウイルス対策ソフトやファイアーウォールも入れているし、ウイルス対策ソフトには、スパイウェアに対応となっているけど?」と思われる方もいるでしょう。
確かに最近の一般のウイルス対策ソフトはスパイウェアにも対応している製品が多いのですが、ごく一部の超悪質なスパイウェアのみに対応している場合がほとんどです。

ですから、情報漏れが起こってしまう前に、スパイウェア対策ソフトは入れておきましょう。ここでは無料で使える以下のスパイウェア対策ソフトを御紹介。

スパイボット サーチアンドデストロイ
Spybot-Search & Destroy 1.5
スパイボットについての説明はこちら
定番のスパイウェア対策ソフトのスパイボットです。製品版もありますが、ダウンロード版を無料で使えます。日本語にも対応しているので使いやすいですね。
エブイジ アンチスパイウェア
AVG Anti-Spyware 7.5
エブイジ アンチスパイウェアについての説明はこちら
元はドイツの優秀なスパイウェア対策ソフトのewidoが、AVG Anti-Spyware 7.5となり新しくなりました。機能限定で無料で使えます。新しいバージョンはまだ日本語対応ではありせんが、旧バージョンの3.5では日本語使用ができたので、そのうち対応してくれるといいのですが。
ウインドウズ ディフェンダー
Windows Defender
ウインドウズ ディフェンダーについての説明はこちら
マイクロソフト社が無償で配布しているスパイウェア対策ソフトです。新OSのWindows Vistaにも標準搭載されていますが、XPでもダウンロードして使うことができます。動作も軽いので、一度試してみるといいでしょう。

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