わん太のパソコン

Norton 10-03-06

ノートンインターネットセキュリティ

Norton Internet security 2010

Norton Internet Security 2010
Norton Internet Security 2010

動作OS [ Windows 7/Vista/XP]

この分野の最大手シマンテック社の個人向けセキュリティ製品のノートンシリーズは、世界中で多くの人が使用しており、非常に信頼性の高いソフトです。

ウイルス対策のみの単体製品Norton Antivirusもありますが、総合セキュリティのNorton Internet securityを利用されている方も多いので、今回はノートンインターネットセキュリティ2010ネットブック版の無料の体験版を使ってみた感想をご紹介します。
この製品はウイルス対策のノートンアンチウィルスと、ファイアウォール、フィッシング対策(ネット詐欺対策)などが一つになっている製品です。

ダウンロードはこちらです⇒シマンテックノートン製品体験版ダウンロード

ソフト起動するとこんな画面になっています。

ノートンインターネットセキュリティ2010の画面

ウイルス対策やスパイウェア対策、ファイアーウォール、電子メール保護のなどの機能のオンとオフの状態がわかるようになっていて、安全な状態場合は左上に安全と大きく表示されています。
左側にはコンピュータのCPUの使用状態をパーセントで表示される機能なども独自の機能です。


システムの完全スキャン中の画面

スキャン中の画面です。


システムの完全スキャン完了の画面

スキャンが終了するとこのような画面になります。

普段の使い方は

定義ファイルの更新

ウイルス定義ファイルの更新などは、Live Updateが自動でやってくれるので、特に操作する必要なありませんが、毎日パソコンを起動したときに、手動でLive Updateをしてもいいでしょう。(いつもはLive Updateができているのに、失敗してエラーが表示されることがあります。そのときは回線の状況などの一時的な要因が多いと思いますが、エラーの対処法(Live Updateの再インストール)などをすぐに試すのではなく、しばらく時間をおいてからLive Updateを実行すると、問題なくできる場合がほとんどです)。

ウイルススキャン

ウイルスのスキャンは、週に1回くらいのシステムの完全スキャンをすると安全です。他にも気になるフォルダやドライブがあれば個別にスキャンすることも可能。

対策ソフトは常駐しているので、普段はスキャンをしても何も検出されないことが多いと思います。


良い点

何と言っても世界最大手シマンテック社のセキュリティソフトですから、実績と信頼性があります。「セキュリティソフトの選択に迷ったらノートン」という人も多いでしょう。。ウイルスの検出率を調べる調査機関のテストでも、いつも安定した好成績です。

日本では常に25%前後のシェアがあるようです。使用者がそれだけ多いということは、友人や知人などで同じ製品を使用している人がいる確率も高く、わからないことがあった場合に教えあうこともできるでしょう。

ネットブック版という製品の登場で、パワーの少ないパソコンでも使用できる可能性が広がったと思います。

機能がとても豊富で、細かな設定がいろいろとできます。

少し残念な点

ここ数年はセキュリティ製品も軽さを強調するメーカーが増えたせいか、ノートンシリーズも軽快な動作だということを強調していて、今回体験版で使ってみたネットブック版の登場もそうした流れの中の製品だと思いますが、それでもメモリが少ないノートパソコンでは軽くは感じないでしょう。

ウイルススキャンの速度も速いとは言えず、パソコンにもかなりの負荷がかかっている印象でした。今回試したノートパソコンはWindows XPの古いパソコンということもありましたが、約2時間のスキャン時間を要しました。

ポイントと注意点(旧バージョンとの比較も含めて)

2010になった感想

ノートン2010では軽さをかなり強調していますが、他の総合セキュリティソフトを比較して特に軽いという印象はありませんでした。ただし、近年はWindows VistaやWindows 7という基本ソフトになるにつれて、CPUも高性能にメモリも大容量になってきているので、新しいパソコンならストレスなく使えると思います。

ブラウザのIEに組み込まれるセキュリティの機能があるなど、機能が満載ですのでこれ1本でセキュリティ対策としては充分ですが、逆に機能満載でわかりにくいと感じる人もいるかもしれません。

2008になった感想

ノートン2008バージョンの感想を簡単に追記載しておきます。
使い勝手としては前バージョンの2007とそれほど大きく変わらない印象です。
ノートンも2008バージョンでは「軽快さ」を強調していますが、パソコンの能力によってはかなり重たく感じです。特にメモリが256MBのパソコンではノートンの重たさが他の作業に多大な影響を及ぼして、ソフトの起動などがかなり遅くなる場合があります(筆者の知人宅パソコンにて確認。あまりに重たいためアンインストールして、無料ソフトAVGとWindowsに標準搭載のファイアーウォールの組み合わせに変更。ネットとメールのライトユーザーの方なのでこれで十分だと判断。パソコンの動きも軽快になりました)。
おそらく、メモリは1Gくらいないと重たさが気になるのではないでしょうか。事前にお手持ちのパソコンの性能をしっかり確認した上で購入とインストールされることをおすすめでします。

2007になった印象

ノートンは2007が登場しましたが、久しぶりに操作画面にも機能にも大きなモデルチェンジがあった印象ですので、設定などが従来製品に慣れてしまった人はかえって少しとまどいがありそうです。

確かに軽くなった感じはします。操作は機敏になり、スキャンの速度も幾分速くなった印象ですが、現在のところ多くの環境で試していないので、あくまで印象です。(追記:ノートパソコンでメモリが少ない状況などではやはり苦しい感じはします)

ファイアウォールが自動認識したときなどの右下のポップアップ表示がデフォルトでは出なくなりました。わずらわしさが減ったという感じでしょうか。

フィッシング対策が新たに加わりました。また、ポップアップ遮断やプライバシー制御などのWebセキュリティと、電子メールのスパム対策の機能、そして保護者機能は、2007バージョンでは入っていなく、ソフトをインストールした後に、シマンテックのサイトからAdd-on Packというものをダウンロード(無料)で、追加できる機能となりました。

2007になっての注意点

インストール時に、他の同居出来ないセキュリティ製品がパソコンに入っていないかをノートンが確認し、入っていた場合はアンインストールするように画面通知がされます。
今回試したパソコン環境では、このサイトでもご紹介しているスパイボットが同居出来ないソフトとされました。
しかし、無視してそのままインストールはできるようです。また、現在のところ目だった不具合はありませんし、奇妙なことにスパイボットは従来どおり、ノートンのファイアウォールでインターネットに通信を許可する自動認識の信頼製品として認識されるで、おそらく問題は無いだろうと思われます。
しかし、これについては各パソコン環境によって異なることも考えられるので、参考事項としてお考えください。スパイボットとノートンの同居によって何らかの不具合が起こったとしても、当サイトにはいかなる責任も負いません。


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